ヒートシンクがケースになる、アーマー・ケース!
基本的には付属品につられたのだけど、こう表面積が多くて単体で冷えそうなケースを試してみたくて。
パッケージ外観
同梱物
主要部品、天板&底版
天板はSBC基盤と3カ所で接するように盛り上がりがある。
付属品。
GPIO に挿す(高さを増す)部品が欲しかった…
紙切れの説明資料が付属していたけど… ほんと、紙切れ
組み立て
組み立ては簡単で、サーマルパッドを貼ってRaspberry pi 4 の基盤を挟み込み、ネジ止めするだけ。
LAN、USB 端子等はむき出しのまま
基本的にSBC基盤と同サイズなので、マイクロSDカードが飛び出したまま。
不安…
廃熱性能計測
負荷スクリプトを連続5回実行して計測。
負荷テスト中ヒートシンクのCPU の上部周りは触り続けられない程に熱を持っていた。
最高温度60℃ とまずまずの冷却性能。
temp=35.0'C
temp=44.0'C
temp=46.0'C
temp=48.0'C
temp=50.0'C
temp=50.0'C
temp=53.0'C
temp=53.0'C
Elapsed Time: 10:18
temp=52.0'C
temp=53.0'C
temp=54.0'C
temp=54.0'C
temp=55.0'C
temp=54.0'C
temp=56.0'C
temp=57.0'C
Elapsed Time: 10:17
temp=57.0'C
temp=56.0'C
temp=57.0'C
temp=56.0'C
temp=58.0'C
temp=58.0'C
temp=57.0'C
temp=57.0'C
Elapsed Time: 10:18
temp=57.0'C
temp=58.0'C
temp=57.0'C
temp=58.0'C
temp=58.0'C
temp=59.0'C
temp=59.0'C
temp=58.0'C
Elapsed Time: 10:17
temp=59.0'C
temp=60.0'C
temp=60.0'C
temp=60.0'C
temp=59.0'C
temp=60.0'C
temp=59.0'C
temp=59.0'C
Elapsed Time: 10:17
金属製の棚の上に乗っけたらより冷えるかと試してみた。
単純にひっくり返して置いただけで、密着する為の対策は何もしていない。
最高温度58℃ と2℃程下がった。
うーん、誤差の範囲かも。
ただ置いた周辺はほんのりと暖まっていたので、少しは効果はあったのかもしれない…
temp=47.0'C
temp=55.0'C
temp=54.0'C
temp=55.0'C
temp=55.0'C
temp=57.0'C
temp=57.0'C
temp=55.0'C
Elapsed Time: 10:18
temp=55.0'C
temp=55.0'C
temp=56.0'C
temp=56.0'C
temp=56.0'C
temp=55.0'C
temp=57.0'C
temp=57.0'C
Elapsed Time: 10:18
temp=56.0'C
temp=58.0'C
temp=57.0'C
temp=57.0'C
temp=57.0'C
temp=58.0'C
temp=57.0'C
temp=56.0'C
Elapsed Time: 10:17
temp=56.0'C
temp=58.0'C
temp=58.0'C
temp=57.0'C
temp=57.0'C
temp=57.0'C
temp=56.0'C
temp=57.0'C
Elapsed Time: 10:17
temp=57.0'C
temp=57.0'C
temp=58.0'C
temp=56.0'C
temp=57.0'C
temp=57.0'C
temp=58.0'C
temp=56.0'C
Elapsed Time: 10:18
ケース感想
値段もそこそこで、名前もアーマー(鎧)ケースとカッコ良い。
気に入った点
- そこそこ安価
- GPIO 端子等に簡単にアクセス出来る
- 冷却性能はファンレスとして十分
- 組み付けが簡単
- SBC基盤とCPUを含めて3カ所で接触
(RPi4の場合はCPU のみの方が良い気が個人的に…)
懸念点
- マイクロSDカードが飛び出したままで保護されない
- LAN端子、USB端子等が保護されない