SBC (シングルボードコンピュータ) で有名な Raspberry pi 最新モデル 4 の技的が通ったとの事なので、UNIX(Linux)汎用サーバーとして使用に耐えるか検証目的でスターターキットを購入した。
購入動機
- 1.5GHz 4コア 64ビットと夢一杯のCortex-A72 CPU
- メインメモリが4GB と、サーバー稼働に十分なメインメモリ
(1GB、2GBモデルも有り) - ギガビット・イーサネット、USB3.0 等の現代的なスループットの高いI/O
- Micro HDMI による簡単なモニタ接続
(通常はヘッドレスの運用になるけど…)
モニタとキーボードを繋げるだけで即使える様になるのがSBC のメリットだが、pi 4 ではサーバーとして十分なハードウェア・リソースを持っていると感じた。
組み立て
組み立ては至って簡単
- ヒートシンクの取り付け
- マザーボードを下ケースに取り付け、4カ所ネジ止め
- 上ケースにファンを4カ所ネジ止め
- ファン電源をマザーボード所定のピンに接続
以上を行ってから、ケースを閉じる。
少々難しかったのは、ボードを下ケースに組み込む際に、それぞれの端子類が正しい場所になるようにする事だった。
スターター・キットの感想
注文したスターター・キットは、Pi 4 を使い始めるにあたって過不足の無い付属品構成で満足度が高かった。
好ましいと感じた点
- Micro-HDMI/HDMI ケーブルが二本付属
デュアルモニタ構成にはしないので一本で十分だったのだけど、SBC側がMicro-HDMI なので、ケーブル付属は別途購入する手間が省けて嬉しかった。
おそらく4K 対応のハズだし…
(我が家には4K検証環境が無い T_T) - Micro SD カードが SanDisk Ultra A1
私はカメラ等でもSD カードはSanDisk 製を使うようにしている。
安心のブランド。 - ヒートシンク付属
CPU を含めた3つのチップ用の可愛いヒートシンクが最初から付いていた。 - USB-C 接続アダプタ
途中に付いているスイッチが、各種設定時にとても便利。
5V 3.1A という事で、15W 供給できるのは余裕があって良い。 - ケース
このスターター・キット付属ケースは、硬質プラスチック製でソリッドな感触と精度の高さを感じた。
精度が高い為か、ボード取り付けには少々手こずったけど、ポート等きっちりとズレなく合っていたのが好印象。 - 15% OFFのクーポン
残念と感じた点
- 付属ファンの音が、耳障りな音質で五月蠅い
今後の予定
- Raspbian OS をインストールして、WordPress まで稼働させる
- ファン(ケース)を静かな物に変更
- Boot をMicro SD カードから、USB 3.0 SSD に変更