RPi4 LABISTS キットケース(プラスティック、ファン有り)の性能と問題

投稿者: | 2019-11-28

冷却性能

キットケースの冷却性能は優秀で、普通に設置(付属のヒートシンクを付けて、ファンを回す)すると低負荷状態で40℃前後。
CPU に負荷を掛けてもCPU温度は60℃を超えない。

temp=41.0'C
temp=54.0'C
temp=56.0'C
temp=56.0'C
temp=57.0'C
temp=58.0'C
temp=56.0'C
temp=58.0'C

Elapsed Time: 10:17

キットケースの問題 – 騒音

冷却性能的には全く問題が無いのだけど、この構成だとファンの音が五月蠅い。
数メートル離れてもサーという耳障りなノイズが聞こえる。

自宅で24時間運用を考えると、この騒音では厳しい。キットケース・ファンのノイズ

ファンを止めた場合

ならばとファンの電源を外してCPU温度がどのように推移するかを確かめてみた。

その場合、低負荷時で既に60℃台前半で推移し、CPUに負荷を掛けるとあっさりと80℃を超えてしまった。

CPU 温度が80℃を超えるとクロック周波数を落として発熱を抑えているはずなんだけど、最高温度85℃まで達している。
放熱が追いついていない訳で、これはマズい。

temp=63.0'C
temp=78.0'C
temp=83.0'C
temp=81.0'C
temp=82.0'C
temp=84.0'C
temp=84.0'C
temp=85.0'C

Elapsed Time: 14:09

サーマルスロットリングも盛大に発生している。
これでは通常運用に不安が大きい。

という訳で、別のケースを検討する事にした。

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